2月24日(土)にシルクホテルで開催された第23回飯伊病診部会学術研修会並びに特別講演会に出席しました。
学術研修会では6つの演題発表がありました。活動報告や調査報告、症例報告などを通して病院での薬剤師の活動を知ることができ、とても興味深かったです。
特別講演会は、いちはし内科医院の市橋浩司先生をお招きして、「咳と喘息とCOPDと~吸入療法をふまえて~」というテーマでご講演頂きました。
咳の基礎から、喘息・COPDについて詳しく説明して頂き、各吸入薬の特徴や到達部位の違い、デバイスの種類、高齢者への吸入指導の工夫など紹介してくださいました。吸入指導は、初回だけでなく、一定期間経過した時点での再指導も重要だそうです。
今はたくさんの種類の吸入薬があるため、吸入回数や吸入器の見易さ・使い易さなどから、個々人に合った吸入薬を選択することが可能です。吸入がきちんと行えているか評価し、病院と薬局が情報共有していくことの大切さを学びました。