2019長野県民医連 学術・研究発表会
投稿日: カテゴリー:学習会 from:sio
12月8日(日) 松本市の駅前会館において長野県民医連学術・研究発表会が行われました。
ひまわり薬局からは7名参加しました。
今年度は11演題の発表がありました。
「吸入指導の薬薬連携」「疑義照会の分析」「睡眠薬の減量」「腎機能低下患者への薬剤投与量の適正化」「奨学生交流集会」「ヒヤリハット」「GS-1コードを用いたミス対策」など、どの発表もとても興味深かったです。
当薬局からは『ポリファーマシーの取り組み』について発表しました!
特別講演は、中外合同法律事務所 弁護士・薬剤師 赤羽根秀宣先生をお招きし『薬剤師に必要な法律の知識』というテーマでご講演頂きました。
1.薬剤師の法的責任:過去の裁判例を交えながら、薬剤師の法的責任(刑事責任・行政責任・民事責任)について説明してくださいました。
2.服用期間中のフォロー:医薬品医療機器法、薬剤師法の条文をお示し頂き、「薬剤師は必要があると認める場合、継続的かつ的確に把握し、情報提供指導を行い、積極的なフォローが必要である」ことの重要性を学びました。
3.薬剤師の義務と医薬品医療機器法改正の影響:①情報提供義務及び指導義務 ②添付文書と薬剤師の義務 ③患者からの情報の確認義務 ④疑義照会義務について、過去の事例を紹介して頂きながら、薬剤師の責任について詳しく説明してくださいました。