飯伊病診部会第3回研修会
投稿日: カテゴリー:かなえひまわり薬局日記 from:sio
3月26日(火)にシルクホテルで開催された飯伊病診部会第3回研修会に出席しました。
(株)大塚製薬・半間貴行氏より『在宅における輸液栄養管理』というテーマでご講演頂きました。
食物を口から食べることができない場合に、中心静脈に留置したカテーテルから、点滴で生命維持や成長に必要なエネルギー・各種栄養素を補給する方法を、中心静脈栄養法(TPN:Total Parenteral Nutrition)といい、この中心静脈栄養法(TPN)を在宅で行うことを、在宅中心静脈栄養法(HPN:Home Parenteral Nutrition)と呼んでいます。
中心静脈カテーテルの挿入経路、留置用カテーテルの挿入部位について、TPN輸液の無菌調整作業の手順や、在宅で行う際に必要な器材など、実際の映像を用いて説明して頂きました。また、感染率や終末期の栄養管理、診療報酬など幅広い内容でご講演頂きました。
ご講演後に、輸液製剤・輸液ルート・経腸栄養などの製品を紹介してくださり、4室タイプ(糖質・たんぱく質・ビタミン・微量元素)の輸液製剤を実際に開通させたり、経腸栄養(ラコール®)の試飲をさせて頂きました。